乳がん検診
乳がん検診とは、自覚症状がない方が受ける乳がんの検査をいいます。
公費の補助が受けられる検診(住民検診)、自費で受けていただく検診(乳腺ドック)などがあります。
当院では、住民検診に乳房超音波検査や3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)をオプションで加えることができます。
乳がん検診を特にお勧めする方
- 乳がんになったことがある方
- 血縁関係にある親族に乳がんの既往がある方
- 血縁関係にある親族に卵巣がんの既往がある方
- 初潮が早かった方
- 閉経が遅かった方
- 肥満傾向にある方
- 喫煙している方
- アルコールをよく飲む方
検診を受けられない方
- 妊娠中・授乳中の方
- 豊胸手術を受けたことがある方
- ペースメーカーを装着されている方
- VPシャント術後の方
- CVポート留置されている方
現在、授乳中の方へ
授乳中の乳がん検診は可能ではありますが、ホルモンの影響によって乳腺が厚くなり、検査の精度が劣ります。そのため、赤ちゃんが卒乳し、さらに乳房の張りが治まってからの乳がん検診をおすすめします。
乳がん検診の
メリット・デメリット
メリット
- 乳がんの早期発見が可能
- 乳がんの早期発見によって乳がん治療費が抑えられる
- 乳がんがなかったことで安心できる
デメリット
- 放射線被ばく(マンモグラフィ検査の場合)
- 100%乳がんを見つけられるわけではない
- 偽陽性(本当は陰性なのに陽性と出ること)の場合、結果として必要のない精密検査を受けることになる
当院で行う乳がん検診の特徴
痛みの少ないマンモグラフィを導入
当院では、GEヘルスケア・ジャパンの Senographe Pristina™を導入しております。薄く、角に丸みを持たせた乳房支持台、力が抜けるように設計されたソフトハンドレストにより、圧迫の痛みを軽減します。
通常のマンモグラフィの撮影後、はさみ直すことなく3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)も撮影可能です。
女性技師・スタッフが対応
当院では、乳がん検診におけるマンモグラフィ検査、超音波検査は女性技師・スタッフが担当いたします。どうぞ安心してご相談・受診ください。