このような
お悩みはありませんか?
- 乳頭がへこんだままで、引っ張ってもなかなか出てこない
- 乳頭の奥に汚れがたまりやすく、赤くなったり痛くなったりすることがある
- 赤ちゃんがうまく吸い付けず、授乳がしづらい
- 見た目が気になって、人前で着替えたり温泉に行ったりするのが不安
- 成長しても乳頭がへこんだままで、このままでいいのか心配
陥没乳頭とは
乳頭が乳輪から突出せずにへこんでしまっている状態をいいます。
乳頭の陥没には、先天的なものと、後天的なものがあります。
仮性陥没乳頭
乳頭を指で引っ張ったり、刺激することで突出するものの、またすぐに引っ込んでしまうタイプをいいます。
真性陥没乳頭
指で引っ張ったり刺激をしても、突出させることができないタイプをいいます。
乳腺と形成の
ダブルライセンスを持つ
医師が乳頭形成手術を担当
当院では、日本乳癌学会乳腺専門医・日本形成外科学会専門医のダブルライセンスを持った院長が、陥没乳頭の日帰り手術を行っております。これまでに培ってきた技術力・デザイン力を活かして、お一人おひとりの女性にご満足いただけるよう、最善を尽くします。お悩み・ご希望を詳しくお伺いするところからスタートしますので、まずはお気軽にご相談ください。
陥没乳頭になる原因
後天的な陥没乳頭は、乳管まわり炎症や、乳房の肥大、乳がん、乳房手術の合併症として乳頭が引き込まれて生じます。
一方で先天的な陥没乳頭の原因は不明ですが、乳頭自体の組織が未発達のものや乳管が先天的に短いケースがあります。
陥没乳頭のリスクは?
01
乳腺炎に
なりやすい
陥没した部位に細菌が溜まり、乳腺炎になりやすい状態が続きます。何度も乳腺炎を繰り返すケースも見られます。
02
授乳に影響が
出ることがある
陥没のために授乳ができない・難しいことがあります。
03
見た目が
コンプレックスになる
家族や友人と温泉に行くとき、恋人ができたときなど、シチュエーションは限られますが、陥没した乳頭の見た目がコンプレックスになることがあります。
当院が選ばれる理由
乳腺・形成外科専門医が
治療を担当
信頼のある技術力と
デザイン力
デリケートな部位である「乳頭」を、日本乳癌学会乳腺専門医・日本形成外科学会専門医である院長が診療します。特に陥没乳頭の手術においては、ただ乳頭を出してあげるだけでなく、正確な技術力、そして高度なデザイン力が大切になります。患者様のご要望を丁寧にお伺いした上で、専門医の技術力・デザイン力を駆使した手術を行って参ります。
片側約30分の
日帰り手術が可能
陥没乳頭の手術には、乳管周囲のひきつれを解除し乳頭を固定する方法、乳頭に切開を加えて引き出す方法がありますが、どちらも片側30分程度で終えられ、傷跡もほとんど残りません。陥没乳頭は、見た目の問題だけでなく、乳腺炎のリスクが高くなったり、授乳に影響が出たりといった心配もあります。麻酔をかけてほとんど痛みなく終えられる手術ですので、ご安心ください。
陥没乳頭の原因を
突き止めるため
事前検査も可能
陥没乳頭の原因には先天的なものだけでなく、乳がんが潜んでいるケースもあります。特に最近陥没した、片側だけの変化などは注意が必要です。当院では、乳がんを高確率で発見できる3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)やエコー検査を導入し、より正確な診断が可能です。さらに、早期発見に適したステレオガイド下マンモトーム生検にも対応しております。精密検査や自費の乳がん検診(乳がんドック)を受けられるクリニックとしても、ご利用いただけます。
他院修正にも対応可能
他の病院・クリニックで受けた手術で十分な効果が得られなかった、満足いく結果にならなかったという場合にも、当院にご相談ください。修正手術はより高度な技術力・デザイン力が求められますが、当院院長はこれまで数多くの修正手術を行って参りました。ご不満が残る点を丁寧にヒアリングした上で、最善を尽くします。まずはお気軽に、ご相談ください。
陥没乳頭の治療・手術方法
手術方法
- 日帰り手術可能
- 片側約30分の施術
- 局所麻酔を使用
乳管周囲のひきつれを解除し、乳首を持ち上げて固定する方法、乳頭に切開を加えて引き出す方法などがあります。手術の傷痕はほとんど目立ちません。ただし、必ず乳頭が完全に突出するとは限りません。また、再発のリスクがあり、必要に応じて再度手術が必要になります。また、手術によって形は改善されても、授乳の際にミルクの出が悪いことがあります。治療は日帰り手術可能です。片側30分程度で終了します。
陥没乳頭の治療費用
保険適応
両側
44,100円
※3割負担の方の場合の自己負担額です。
自費診療
両側
140,000円(税込)
※薬・麻酔代込みの金額です。
- ※両側の陥没乳頭を手術した場合です。片側の場合、おおよそ半額とお考えください。
- ※その他、術前検査代、処方代が別途発生します。
保険適応条件
いずれの治療法も、以下に該当する場合には健康保険が適用されます。
- ◆ 授乳の障害になっている
- ◆ 一般に40歳以下で、今後出産・授乳の可能性がある
- ◆ 乳輪下膿瘍の既往がある
院長 田中 義人
ご挨拶
これまで私は、乳がんの診断、乳がん手術、乳房再建、抗がん剤・ホルモン治療等の術後補助療法など、多岐にわたる分野で診療を行って参りました。その中で、陥没乳頭の方と数多くお会いしました。お一人で長くお悩みになっていた方、治療に保険が適用されることを知らなかった方など、なかなか受診にたどり着けなかった患者様も少なくありませんでした。当院が、そういった方々にとって安心して、気軽に相談できる場所になればと考えております。乳腺・形成外科の専門医として、丁寧に診療を行って参りますので、ぜひ一度、当院にご相談ください。
患者さまからよくある質問
陥没乳頭の美容外科の手術との違いはどのような違いですか?
授乳困難の場合:18歳~40歳で保険適応となります。
当院では保険と自費の術式の違いはありません。
手術後すぐに運動できますか?
創傷治癒に3か月~6か月はかかるので激しい運動は控えてください。
手術後の来院のタイミングはいつぐらいがよいでしょうか?
可能であれば術後数日後にご来院ください。
手術後10日目に抜糸を行います。
その後は1か月後、2か月後、3か月後で終了となります。
術後にご来院頂けない場合は、修正術はお受けできない可能性がございます。
手術後のケアは必要ありますか?
抜糸までは直接外力が加わらないように、スポンジの堤防のようなものを張ります。(術後10日目まで)
それ以降は1日1時間ぐらい吸引するタイプの乳頭補正器(1日2時間程度)を6か月装着して頂きます。
再陥没した場合の修正術が可能ですか?
術後3か月以降であれば再手術が可能です。
保険適応となります。
他院での修正手術は可能でしょうか?
可能です。
ただし自費診療の陥没乳頭手術の修正は自費診療になります。